2010年04月20日

腐らすな、こころ

腐らすな、こころ
          書:服部潤(書家:宮崎市在住)

フリマでキティちゃんとケロケロッピのお皿を一枚づつ買った。

2枚で100円。

孫のお姉ちゃんの方は「わたしっ、キティちゃん!」

当然、1歳半の妹は、ケロケロッピ。

腐らすな、こころ 娘作

ある日、テーブルの上にあったキティちゃんのお皿を妹が持って

とことこ歩いて台所に立つ私の方へ。

おやつでも入れてもらいたいのか、お片づけのつもりか。

案の定、つまづいて落とした。お皿は見事にパリーーン!!

それを見ていたお姉ちゃんの顔が一瞬変わる。

泣くか、妹を叱るか。

そして、姉妹で泣くか、と私は思ったのだが違った。

「○○ーちゃん、心配せんでいいよ、心配せんでいいよ、だいじょーぶよ」

みっつの子供の優しさに、ほんわかとなった「ひゅーがばぁば」であった。

腐らすな、こころ

若いパパとママは、初めての子供に 

心を結ぶとかいて「みゆ」と名付けた。

人と出会って支えられて心と心を繋いで優しい人に

そして、どんなことがあっても心だけは腐っちゃいかん、という

想いを込めて付けたのだそうだ。

命名の書は、私の友人の義理の息子さんに書いていただいた。

彼は、私の子供や孫たちには一度もあったことはないのだが

全身全霊で想いを込めて書いていただいた書は胸を打つ。

下記の2点の命名の書は、知人へのお祝いに書いていただいたもの。


腐らすな、こころ

腐らすな、こころ





Posted by meayou at 22:06

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